ゆれる車の音〜九州テキ屋旅日記〜 松山市民劇場 第275回例会

ゆれる車の音〜九州テキ屋旅日記〜


松山市民劇場 第275回例会


文学座 公演


2009年
      11月3日(火)18:30〜 
      11月4日(水)13:30〜 


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会場:
ひめぎんホール(県民文化会館)サブホール

ゆれる車の音 〜九州テキ屋旅日記〜


 二十年ぶりに故郷・油津に帰ってきた男。
 二十年ぶりに帰ってきた男に血気立つ、元・愚連隊の好好爺。
 時代錯誤のハタ迷惑な二人の相克はやがて周囲を巻き込んで・・・

 『缶詰』、『踏台』と続いた鵜山仁【演出】×角野卓造【主演】シリーズ第三弾。
 今回は、独特の“人情喜劇”世界を描く人気作家・中島淳彦が文学座に初登場、新作を書き下ろします。


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作:中島淳彦  演出:鵜山 仁

【出演】

角野卓造 塩田朋子 栗田桃子 たかお鷹 
柳橋朋典 鵜澤秀行 田村勝彦 太田志津香
松尾勝久 山本郁子 鈴木亜希子  
 


<あらすじ>

 その昔マグロ景気に湧いた宮崎・油津でタカマチ(テキ屋)を仕切っていた金丸一家。町は漁の無事を祈る縁日で賑わい、金丸一家も羽振り良く暮らしていた。しかし終戦の混乱期、特攻くずれの愚連隊に命とも言えるショバを荒らされた金丸一家は町を追われる羽目に…。町を追われた金丸一家の組長・金丸重蔵(角野卓造)は妻と娘だけを引き連れ細々と露天商をしながら暮らしていた。しかし油津に残してきた先代組長である父の辰蔵が「もう一度ショバを取り戻したい」と度々口にしていることを耳にする。重蔵とは反対に気性の荒い性格の妻・敏子(塩田朋子)は辰蔵の願いを叶えようと発奮、「あんたもテキ屋の端くれだろ!」。面倒を避けたがる重蔵は尻を叩かれ、20年ぶりに油津へと帰る。

 決死の覚悟で乗り込んだ故郷…。乙姫神社の境内には細々と屋台が並び、祭りとは名ばかりのさびれきった縁日。「これがあの賑やかだった俺の故郷やろか…」重蔵は肩を落とす。しかし重蔵が帰ってきたことを聞いた愚連隊の親玉・上原丈太郎(たかお鷹)の顔色が変わる「何やと金丸が帰ってきた?」。時代の波に押されおとなしくしていた丈太郎の顔が昔に戻り、愚連隊時代の仲間に声を掛け乙姫神社に駆けつけるのであった。

 こうして、すっかりさびれてほとんど価値のない、思い出ばかりのショバをめぐる、おかしくて切ない、奇妙な戦争が始まるのだった・・。

 戦後の混乱を必死で乗り越え、何とかそこそこの幸せを掴んだつもりの男達。美しいのは思い出ばかり、がむしゃらだけが取り柄で生きるのは不器用、夢も希望もしぼみかけ、若者には突き上げられ、友達付き合いはうまく行かず・・・七転八倒中年親父の青春物語、笑いと涙の幕が開きます。




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